お芝居
2011年 06月 24日
先日、新国立劇場で市川亀次郎・永作博美主演 舞台『雨』観てきました。
昨年4月に急逝した井上ひさし氏による名作で
元は江戸のしがない金物拾いだった男“徳”が、
金欲しさ、美人と評判の“おたか”にひと目会ってみたいと、
行方不明になっている紅花問屋の旦那・喜左衛門になりすますんです。
おたかも周囲も皆、その徳を大喜びで迎えるが……。
徳が喜左衛門になりすましている事を、おたかは気づいているのか、そうでないのか……??
永作博美さんは、ため息つくほどミステリアスに演じて
そのおたかの 艶っぽさといったら!!
結末は
美女にはしてやられたりっ
会場は
過去に上演された「雨」の写真が飾られていたり
舞台となった山形の写真や、生の紅花で ロビーが東北色いっぱいになっていました。
紅花の種もポチ袋に入れていただきましたよ
全編、着物姿&メロディのようにリズム感のある東北弁で
ミステリー、サスペンス、喜劇と悲劇、あらゆる要素が絡まっていく
とりわけ永作博美さん演じる“おたか”が、鍵を握る物語。
梅雨明けを匂わせるような小暑の時頃に
芸術に隠れるように室内で過ごすのもいいですね
お芝居を口実に?
単衣のお着物に袖をとおす うれしさ
まるも まろ
by zeroyoga
| 2011-06-24 12:17
| ブログ