お伊勢参りへ その1
2013年 10月 25日
先日、式年遷宮から8日後の
伊勢神宮へいって参りました。
あたらしいお社と、20年の歴史のお社とが共存するのは
、今だけ。
まず衣食住の神様
豊受大御神の鎮まる外宮参拝へ。
辺り一面、真新しいヒノキの香りいっぱいに包まれて
嗅ぐだけで薬効。観ては神聖な気持ちにさせていただける。
やっぱり早朝参拝にして、よかった。
まだまだ人気も少なく、ぴーんと張り詰めた空気を
両手をひろげて独り占め?した気分です。
それでも
朝6時をすぎると、パラパラと参拝客が集まりはじめています
少し歩くと、いきなり右手に正宮がみえてきます。
遷宮の前の趣のある社には、緑苔がうっすらとかかっていて
風情ある佇まいです。
新しいお社のほうは、ヒノキが良い芳香を放っていて
参拝客を釘付けにさせるなにかがあるようでした。
前と後のお社が隣り合わせで
喜ばれていらっしゃるようにも、みえますね
外宮から内宮へ食事をはこぶ
日別朝夕大御饌祭にも出会いました。
御饌殿の扉の開く音には、ドキドキして
幼い時、御守りの中身をこっそりひらいて見たことを
、思い出しました。
この日は早朝から思いのほか、冷え込みが強く
あたたかい上着と飲み物が恋しくなるほどでしたが
もう少しの辛抱です。
そして外宮別宮の
多賀宮(たかのみや)へ
御祭神の
豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)は
別宮のなかでは一層格式の高い神様で
ここは外宮で唯一、お願い事をしても良いと
されるところなんですね。
他のお宮では、只管感謝の気持ちを述べるだけ
なんです
ついつい欲がでてしまうところをぐっとこらえるのでした。
御池にかけられている亀石を渡ると
右手に土宮(つちのみや)
ご祭神は、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)
左手に風宮(かぜのみや)
ご祭神は、級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)
この2つはちいさな宮で、こじんまりとしています
こちらの遷宮は未だなんですね。
次に外宮参道から徒歩で数分の
月夜見宮(つきよみのみや)へ
こちらのご祭神は、天照大御神の弟神にあたり
天照大御神が太陽なら、
月夜見尊は、それに次ぐ月。
と讃えられているんだとか
このへんは観光バスも入られないので
しーんと静まり返っています
樹齢何年?というような大木もあり、
思わずほっと息を吐き出したくなるような
居心地の良いお宮です。
そろそろ空腹も限界になり
外宮参道で朝食をいただきました
伊勢うどん美味しい~
そして外宮より8キロほどはなれた
倭姫宮(やまとひめのみや)へ
こちらのご祭神は、現在の地に神宮を創建した功神と
いわれています。
鳥居をくぐると心地よい風が吹いてきて、気持ちがいい。
周辺には美術館やテニスコートがあり
公園では地元のママがお子さんを連れて遊んでるようすも
みられるほど、ゆっくりとしていてのどかな場所です
こちらも来年以降の遷宮の準備が
すすんでいるのでしょうか。
このあたりで雨がぱらついてきます
連休の最終日であるせいか、道が空いていて
良いペースで
月讀宮(月讀荒御魂宮つきよみのあらみたまのみや)へ。
先の月夜見宮とご同神ですが
こちらのご祭神は
月讀尊(つきよみのみこと)
月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
4宮あわせて月讀宮とよばれたんだとか。
神様が4つもお鎮まりになってるせいか
気のせいか、神聖な雰囲気がたちこめています
空気もやわらかく
ほかの別宮より境内も広くて、森林散策をしているような
感覚になります。
翌朝4時に起床していよいよ内宮へ
2へつづく
by zeroyoga
| 2013-10-25 16:42
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