出雲大社へ 1
2014年 03月 26日
連休を利用して島根へ
いってまいりました。
出雲にまつわる歴史と神様に触れて・・・
お恥ずかしながら、古事記を読んだのは
今回がはじめて!でもそんな人は私だけじゃないはず___
日本の敗戦後、古事記は
軍国主義を招いた図書として教育から排除されたとか。
そうしていつのまにか薄れてしまったのが
日本神話なんですね
この日はあいにくの重たい曇り空でしたが
「雲がいずる国」ということから出雲、という名がついたそうで
曇っていたり、しとしと雨が降っているくらいのほうが
より出雲らしく有難いことなのだとか
先ず、早朝の八重垣神社へ参りました
先客のいない静かな、澄み切った空気の神社ほど
心地の良い空間はないだろうと思います。
ご祭神はスサノヲノミコト、クシナダヒメ
そしてクシナダヒメのご両親も共に祭られています。
国産みの神様イザナキノミコトの雫から生まれたスサノヲノミコトは
悪事をはたらいたことで、髭を切取られ爪をはがす禊ぎをうけ
高天の原を追放されました
そして、地上の出雲の国の鳥髪というところに降り立つのです
ここ八重垣神社の由来は
スサノヲノミコトがクシナダヒメを
ヤマタノオロチから守るため、奥の森へ8つの垣をつくり
身を隠させたことから名付けられたとか。
オロチを退治し、無事にクシナダヒメを救うことができた
スサノヲノミコトは
両親からもらいうけるかたちでクシナダヒメを娶ります
この頃の結婚は、両親から奪い取るのが主流の時代であったため
認められてもらい受けるスタイルの結婚は、日本ではじめてだったそうです
禊ぎを受けてクシナダヒメに出会ったスサノヲノミコトは
すっかり改心して凶暴な男から一変し
ひとかどの男となったんですね
絶世の美女クシナダヒメがそのお顔を映した鏡の池
ここで私も「ご縁占い」をさせていただきました
姫の御魂が池の底に眠るとされ
想いをこめた占い用紙が早く姫の元へ届くと良縁近いんだとか
神社社務所で占い用紙を100円で購入し
池のそばにしゃがみこみ、占い用紙に硬貨を乗せます
10円だと軽いので100円がのぞましいかな?
そっと池の水に浮かべ
占い用紙が沈むまで待ちます
うっすらと隠し文字が浮かび上がってきます
ワクワクしますね
神の池とも呼ばれ神聖であるため
手をいれたり触れることは厳禁です
ケイタイや財布など落ちても絶対に拾うことはできないいだそう
私は沈むのに10分くらいはかかったでしょうか。
もっと早く4~5分で
沈む方もいらっしゃいましたね
、だいたい30分以内で沈めば叶うといいます
中央がくぼみ、ゆっくりおちていきます
手前に沈めばご縁は近くにあり
遠くに沈めば距離の遠いところにご縁あり
早く沈めば早く叶う
ゆっくり沈めば少し先、
なんだそうです
もちろん良縁というのは恋や愛にかぎりません
友人との縁、仕事の縁、お金との縁・・・さまざまでしょう
二人の間にもうけた子どもの六代あとの孫が
オオクニヌシノミコト
この神様が出雲大社のご祭神です
参拝をおえた頃に、急に太陽が顔を見せて
くださいました
続く
by ZEROYOGA
| 2014-03-26 10:08
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