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まだ暗いうちに宿を出発しました。
窓からは鳥羽の海が見えて美しかった。
玄関に、私たちの分だけ靴がならべられていて・・・
細やかな気配りに、ハッとさせられます

天照大御神を祀る皇大神宮は
オールジャンルOKの日本でいちばん大きい神様なんですね。
朝6時に鳥居をくぐれば、そこには
ちらほら参拝客が集まり始めていました。

五十鈴川の御手洗場(みたらし)が右手にみえてきます
昔はここでからだを清めていたと聞きます。
口と手を清めたら
ここからはなんだか別世界のようですね・・・

まるで結界を張っているかのように
空気の色が変るのを感じました。
鳥居をまたひとつくぐり

奥へ進んでいくと
深い森が導いてくださっているよう。
外宮のほうは石段の階段が多いのに比べて
内宮はなだらかな砂利道で歩きやすく感じます

木の幹も、参拝客が撫で回してつるつるに。
この日は朝からあたたかく、薄着でも快適のため
足取りも軽く、森林散策するような気持ちです
外宮では鼻炎で鼻をグスグスさせていた私なのですが、
なぜか内宮ではぴたっと止まりました。
いよいよですね
北側へまわって
荒祭宮(あらまつりのみや)へ。

ご祭神は 天照坐皇大御神荒御魂
(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)
少し小高くなった場所に、仰ぎみることができました
遷宮前と、後とが仲良くならんで
響きあっているようにも感じます。
なぜだか両方に、神様がいらっしゃるような?
そんな錯覚をしてしまいます


こちらの神様は、呼んで字の如く
荒々しい神様。
思いが溢れ、神様に向き合う心構え、覚悟が出来た時に
お参りするところだそうです
こちらはお願いごとをききいれてくださる
神様なんですね
そして内宮の正宮へ

少し急な階段をのぼって
ここからは撮影禁止。
この奥には、4重の御垣に囲まれた一番最後にあるご正殿に、
天照坐皇大御神が
お鎮まりになっているんですね
しんと静まりかえっていて神妙な雰囲気が
あたりを包んでいます
ここでは参拝客も
ずっと後ろへ目を凝らしてはため息を
ついてしまうのでした
腰を折り曲げて、深揖をし
今に感謝をささげると
頭の中がすーっとして、からだがふんわりと軽くなるようでした
良き日、です。
帰りはゆっくり宇治橋から帰りました

参拝の余韻を感じつつ
ところどころ紅葉のはじまった木の葉を眺めながら歩きます


開放感でいっぱいです。
お伊勢さま、ほんとうに素晴しかった。
空腹もピークに達し、楽しみにしていたおかげ横丁へ。
このあたりで雨が降ってきました・・・
、参拝中は守られていたようです!


赤福でぺろりとお団子3つ
たいらげて、お茶をたくさんお変わりしながら
雨だれを眺めていました
畳の上に火鉢が据え付けてあって
人が輪になってあつまっていました。



お米も、野菜も、お社につかう木も、衣服の糸も
宝具も、すべて手作り。ぜーんぶ地産地消・自給自足。
「お醤油が切れたから、どこかで買ってきて」
っていうわけにはいかないんだから
あるものを大切にしますよね
木がうまく育たなかったら、次の遷宮を無事にとげられないかも
しれないから・・・20年間大切に育てるんだとおもいます
、そこがお伊勢さまのすごいところ。
伊勢は、また来なくちゃ。
次回は、必ず御礼参りにもどりたい


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by ZEROYOGA
| 2013-10-30 16:18
| ブログ
先日、式年遷宮から8日後の
伊勢神宮へいって参りました。

あたらしいお社と、20年の歴史のお社とが共存するのは
、今だけ。
まず衣食住の神様
豊受大御神の鎮まる外宮参拝へ。
辺り一面、真新しいヒノキの香りいっぱいに包まれて
嗅ぐだけで薬効。観ては神聖な気持ちにさせていただける。

やっぱり早朝参拝にして、よかった。

まだまだ人気も少なく、ぴーんと張り詰めた空気を
両手をひろげて独り占め?した気分です。
それでも
朝6時をすぎると、パラパラと参拝客が集まりはじめています

少し歩くと、いきなり右手に正宮がみえてきます。
遷宮の前の趣のある社には、緑苔がうっすらとかかっていて
風情ある佇まいです。
新しいお社のほうは、ヒノキが良い芳香を放っていて
参拝客を釘付けにさせるなにかがあるようでした。
前と後のお社が隣り合わせで
喜ばれていらっしゃるようにも、みえますね
外宮から内宮へ食事をはこぶ
日別朝夕大御饌祭にも出会いました。
御饌殿の扉の開く音には、ドキドキして
幼い時、御守りの中身をこっそりひらいて見たことを
、思い出しました。

この日は早朝から思いのほか、冷え込みが強く
あたたかい上着と飲み物が恋しくなるほどでしたが
もう少しの辛抱です。
そして外宮別宮の
多賀宮(たかのみや)へ

御祭神の
豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)は
別宮のなかでは一層格式の高い神様で
ここは外宮で唯一、お願い事をしても良いと
されるところなんですね。

他のお宮では、只管感謝の気持ちを述べるだけ
なんです
ついつい欲がでてしまうところをぐっとこらえるのでした。


御池にかけられている亀石を渡ると
右手に土宮(つちのみや)
ご祭神は、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)
左手に風宮(かぜのみや)

ご祭神は、級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)
この2つはちいさな宮で、こじんまりとしています
こちらの遷宮は未だなんですね。
次に外宮参道から徒歩で数分の
月夜見宮(つきよみのみや)へ

こちらのご祭神は、天照大御神の弟神にあたり
天照大御神が太陽なら、
月夜見尊は、それに次ぐ月。
と讃えられているんだとか


このへんは観光バスも入られないので
しーんと静まり返っています
樹齢何年?というような大木もあり、
思わずほっと息を吐き出したくなるような
居心地の良いお宮です。

そろそろ空腹も限界になり
外宮参道で朝食をいただきました
伊勢うどん美味しい~
そして外宮より8キロほどはなれた
倭姫宮(やまとひめのみや)へ
こちらのご祭神は、現在の地に神宮を創建した功神と
いわれています。

鳥居をくぐると心地よい風が吹いてきて、気持ちがいい。
周辺には美術館やテニスコートがあり
公園では地元のママがお子さんを連れて遊んでるようすも
みられるほど、ゆっくりとしていてのどかな場所です

こちらも来年以降の遷宮の準備が
すすんでいるのでしょうか。
このあたりで雨がぱらついてきます
連休の最終日であるせいか、道が空いていて
良いペースで
月讀宮(月讀荒御魂宮つきよみのあらみたまのみや)へ。


先の月夜見宮とご同神ですが
こちらのご祭神は
月讀尊(つきよみのみこと)
月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
4宮あわせて月讀宮とよばれたんだとか。
神様が4つもお鎮まりになってるせいか
気のせいか、神聖な雰囲気がたちこめています
空気もやわらかく
ほかの別宮より境内も広くて、森林散策をしているような
感覚になります。
翌朝4時に起床していよいよ内宮へ
2へつづく
▲
by zeroyoga
| 2013-10-25 16:42
| ブログ
まるで海外?バリのウブドをそのまま移したような
海と山の素晴らしい自然の恵みに囲まれた
ログコテージでヨガをしませんか?
定員になりましたので締切ました!
キャンセル待ちのみ受付可
ムーンライトヨガ☆秋谷
2013年11月4日(月曜祝)
13:00〜

ヨガをしながら、鳥がこちらへ飛んできてはさえずり、
風と草木の音が重なりあうのを感じられます。
瞑想するのにも最適です。
デッキでリラックスしたり、ハンモックに揺られるのもとても心地よいですよ
この日は新月二日目。月礼拝で心と体をリセットし、
瞑想やリラックスタイムで穏やかな時間を過ごしましょう。
(逗子駅より送迎もあります)
◇ 場所 ◇
秋谷ヨガハウス
〒240-0105
神奈川県横須賀市秋谷4482-1
・JR逗子駅下車、東口改札前のバスターミナルより京浜急行バスで25分。
(逗子駅より送迎有り)
・車でお越しの方で横浜横須賀道路、又は逗子インターよりお越しください
(駐車場4台まで有り)


◇ スケジュール ◇
12:15〜 受付開始
13:00〜 ヨガ
14:30〜 お茶と軽食&リラックスタイム
15:30〜 瞑想・リラクゼーション
16:00 片付け
16:30 終了
◇ 持ち物 ◇
動きやすい服装、タオル、ブランケット

◇ 参加費 ◇
3400円
ヨガクラス、ヨガマット、ハーブティー、ケーキ込み
(送迎代・片道別途500円)
◇ 申込み方法 ◇
ご参加される方全員のフルネーム(お友達の名前も)
お書き添えの上、こちらのメールに返信ください
最終〆切10/25金曜夜まで
zeroyoga@gmail.com 丸茂


◇ 定員 ◇
12名
少人数制のため、定員になり次第
締め切りとさせていただきます
◇ インストラクター ◇
丸茂 麿
(まるもまろ)
ご参加お待ちしております


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by zeroyoga
| 2013-10-21 09:20
| what's new!
高い青空にはぽつぽつ綿毛の雲が。
そこから舞い降りる空気は
午前の
ながい陽の足とともに 部屋の半分までのびてきて
あったかな風の中には時折、
冷たさが入り混じっていてハッと
させられる
、私は練習の手を止める。
日焼け止めは どこにいったかな?
胸いっぱいに息を吸えば
そこには秋のあまい香りがかすかにひろがる
シャバーサナで金木犀の夢を見た
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by zeroyoga
| 2013-10-08 11:33
| ブログ
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